8月5日に鎌倉市にある由比ヶ浜の海水浴場にクジラの死骸が打ち上げられました。
8月6日になってそのクジラはシロナガスクジラの赤ちゃん判明しました。
シロナガスクジラが日本に打ち上げられるのは初めて、世界でも稀な事としてニュースでも取り上げられています。
たまたま、自宅から距離が近かった私は息子と二人で見に行ってきました。
現地で見た、クジラの大きさ、存在感。
また、実際にクジラの体やヒゲふれてきました。
実際現地にいった感動を撮った動画や写真を皆様にも見てもらいたいと思いこの記事を公開します。
砂浜に見えてくるクジラ、その大きさ
打ち上げられた赤ちゃんクジラの体長は10.5m。大人になると最大34mにもなる世界最大のクジラです。
見たことがない生き物の大きさに感動。
しかし、打ち上げられてボロボロになった姿に悲しさも家事ました。
周りの方も両方の感情があるのか、あまり楽し気な声を上げている人はいませんでした。
後方からの動画
クジラのあごからお腹の模様は食事の際に、大量の水を一度口に入れるためのしわのようです。
大きく口を開けて水とプランクトンを取り込み、その後水を出しながら、ヒゲでプランクトンを濾して食べます。
お腹が大きく膨らんでいるのはガスがたまっているのでしょう。
「クジラ 爆発」などで検索すると死亡したクジラの内臓がガスをためてしまい、いずれ爆発する。。ということがわかると思います。
悲しげな瞳。赤ちゃんクジラに何が起こったのか
全身ボロボロ、顔もこのようなかわいそうな状態です。
この赤ちゃんは何がおきて、親とはぐれこのような事になってしまったのか。
全く見当が尽きませんが、せっかく訪れた貴重な時間と思い、
子供としっかりこのクジラを見させてもらいました。
クジラの大きさ
全長10.5mとのこと。
明らかに今まで見てきた生き物の中で最大の大きさでした。
これでもまだ赤ちゃん。大きな大人は3倍。
今まで計測できた中では34mが最大とのこと。
この3倍の大きさだそうです。
実際に真横にたって大きさを体験した上で思う事は
大人はこの3倍の大きさがあるということ。
戦艦並みの大きさですよね?
シロナガスクジラは大きい。とか図鑑でゾウや恐竜などと対比した画像は何度も見たことありますが、
全く想像できない大きさだということが分かりました。
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実際にふれてみました。
肌の感触
体はテカテカとした見た目。
サメは鮫肌というザラザラした感触ですが、それとは違います。
触ってみるとツルツルした触り心地。
そしてプニプニした弾力。ぬめりなどはありませんでした。
ゴムのような、、、色も合わせると柔らかめの茄子のような感触だなと思いました。
ヒゲも触ってみた
ヒゲクジラ類はこの髭をつかって海水からプランクトンを濾して食べるのが有名ですね。
クジラの髭といえば、ヴァイオリンの弓、釣り竿、傘の骨、センスの要、からくり人形のバネなど昔はいろいろなものに使われていたものです。
しかし、今回実際に触った髭はまだ赤ちゃんクジラだったからか、もっと細く、繊細でホウキよりも柔らかい。
少し固めの動物の毛のようなイメージでした。
貴重な体験をさせてくれた赤ちゃんクジラに感謝
全国ニュースなどではクジラが打ち上げられたというニュースとたまに見ます。
しかし、こんなに近くで起こり、その現場にたまたま行けたこと。
おそらく一生で二度とない事でしょう。
今回、私の息子も一緒にいき、クジラに触れ大きさを体験できました。
この貴重な体験をさせてくれた、赤ちゃんクジラに感謝しつつ、
これから、さらに研究室へ送られてしまうとのことで、追悼の意をささげたいと思います。
記事本文に使えなかった画像を以下貼っておきます。