猛暑の時期がやってきました。ここ数日、関東地方は熱い熱すぎる!
今朝のテレビで熱中症よりもはるかに怖い!夏血栓というのを紹介されていました。
深刻になると死亡率が最大30%とかなり危険なものです。
暑い夏に外出する際の注意点として、みなさまにその症状や予防対策を紹介したいと思います。
夏血栓とはどんなもの?熱中症との違いは何?
夏血栓とは
血液がドロドロになり詰まってしまう状態を、夏の暑さでの水分不足が原因の場合に夏血栓と呼びます。
死亡率は最大30%と熱中症に比べ危険性は非常に高い危険なものです。
夏血栓が起きる過程を解説します。
過程
- 猛暑などで汗をたくさんかく
- 体から水分が奪われ血液がドロドロに
- 血のかたまりができて血流がとどこおる
- 脳梗塞や心筋梗塞、肺塞栓症を引き起こす
夏血栓の症状
初期症状では熱中症と同じ、めまいや倦怠感、頭痛などです。
深刻な症状になると以下のような症状が現れます。
呼吸困難(肺塞栓症)
手のしびれと足のしびれ・麻痺・ろれつが回らない(脳梗塞)
めまいや倦怠感、頭痛等の症状で熱中症だとおもっていたら夏血栓による脳梗塞だったという場合があるため注意が必要です。
熱中症との違いは?
初期症状では熱中症と同じですが、その中でも血液がドロドロになることによる症状をさして夏血栓と呼ぶようです。
夏血栓になりやすい人、場合と原因
夏血栓の一番の原因は脱水です。水分補給の不足以外にも原因となる場合もあります。
アルコールの大量摂取による脱水症状。
クーラーや扇風機による体内の乾燥でも血液がドロドロになり発症する可能性があり注意が必要です。
下記のような人や場合に夏血栓になりやすいといわれています。
ポイント
- アルコールの多量摂取
- 高コレステロール値や高血圧
- 同じ姿勢を続ける人
- 慢性腎臓病
- 妊娠中
重症化した場合にはかなり危険です。
呼吸困難やしびれなどを感じた場合にはすぐに病院へ行くべきでしょう。
夏血栓の予防・対策によいもの
まず大事なのは水分補給です。
予防には1時間100ccのこまめな水分摂取が効果的です。
食べ物で対策となるものです。
予防
- 青魚
- タマネギ
- 納豆
- ココアミルク
血液の流れを良くする食品が予防になります。
まとめ
これからの暑い時期、夏血栓による危険が高くなります。
水分をしっかり補給し対策をしてください。
また、呼吸困難やしびれなどを感じた場合にはすぐに病院へ行くべきでしょう。
お子さん連れの場合はお子さんの水分補給とともに自分の水分補給も忘れずに!