ジェットヘルメットをおすすめできない理由

最近ジェットヘルメットが流行っていますね。

疑問に思いませんか？

今回、面白い図を見つけたので半ヘル、ジェット、フルフェイスを当てはめながら私がジェットヘルメットもおすすめしない理由を書いていきます。

ヘルメットの種類による安全性

図はドイツの交通事故調査学で調べた事故で頭部のどこがぶつかるかのデータです。

左右の差は道路の左右どちら通行かが影響していると思われます。

あごだけで34.6%

あごの部分を見てください。

あごだけで34.6%あります。

ジェットヘルメットを見てください。

一番、当たる確率が高いあごがジェットヘルメットだと守れていないんです。

正面のシールド部分もそれほど強い衝撃には耐えらないでしょう。

ヘルメットのタイプごとの守れる範囲

ヘルメットのタイプごとにおよその守れる範囲です。

にちゃんねる風に書くと。

フルフェイス＞ジェット＞＞＞＞＞＞＞＞＞半ヘル

ではなく

フルフェイス＞＞＞＞＞ジェット＞＞＞＞＞半ヘル

なのです。

ジェットヘルメットは半ヘルに毛が生えた程度の安全性なんです。

致命傷の約5割が頭部の損傷

バイク事故による致命傷の約5割が頭部の損傷です。

バイクを乗る上で頭をしっかり守る事がどれほど重要か分かっていただけると思います。

うん、わかってるし被ってるよ。

って思われる方も多いでしょうが、ここでもう一度、しっかりと確認してもらいたいのは

ヘルメットは衝撃で脱げたら意味がないということです。

どのヘルメットを選ぶか？よりもさらに重要な点です。

ヘルメットはしっかり被る

あごとの間に指1本入るくらいまで締めてください。

頭を左右に振ったり、手で後頭部、頭頂部を押したりしてあご紐が緩まないか確認してください。

ヘルメットのサイズの簡単な調整はスポンジを張る事で可能です。

いざというときにために

ヘルメットを被るのは警察に切符を切られないためではありません。

いざというときにあなたの命を守る大切なものです。

値段もピンキリありますがあまり安いものはしっかりと守ってくれるのか不安になりませんか？

しっかりと選び、しっかりと自分に合わせて使って頂きたいと思います。

おススメのシステムヘルメットの記事も書いています。

関連記事：